一般公開された希少なナツエビネの群生地

 【塩谷】船生のシイタケ農家大島正志(おおしままさし)さん(66)方の山林で、群生するラン科の希少な山野草ナツエビネが見頃を迎えている。60センチほどの株に数センチの薄紫色の小花がいくつも咲き、夏の里山に清涼感を吹き込んでいる。

 県版レッドリストでは、絶滅の危険が増大している絶滅危惧2類に分類されるナツエビネ。大島さんは約30年前に自宅で1株のナツエビネを栽培。種が山林内に飛んで自生するようになり、現在は1万株ほどが満開になっている。

 9月3日までの毎週土日に初めて一般公開も行う。以前、盗掘被害にあったことからこれまで公開を控えていたが、「町おこしのきっかけになれば」と対応する。

 公開は午前9時から午後3時で無料。