タブレット端末などが置かれた外国人向け観光案内所=20日午後、日光市中宮祠

 環境省が進める国立公園満喫プロジェクトを受け、県は日光市中宮祠の県日光自然博物館で外国人向け観光案内所の新設や映像ホールの4Kハイビジョン化などの改修工事を行い、20日に関係者向けの内覧会を開いた。新設備の一般利用は4月1日に始め、同日は入館無料とする。

 JRグループによる大型観光企画「栃木デスティネーションキャンペーン」が4月に本番を迎えることも踏まえた施策。博物館が奥日光周遊の拠点となるよう機能を強化した。改修費は約2億円。

 目玉は案内所「奥日光インフォメーションセンター」の新設。博物館入り口の休憩所だった部分を改装し、英語対応可能なスタッフが常駐する。観光情報を調べるタブレット端末付きのテーブル席や救護・授乳室も備え、博物館の開館時間に合わせて開放する。

 映像ホールは、1991年の開館当初から使用していた映像・音響設備を初めて更新。最新のデジタル機器で幅20メートル、高さ4・5メートルのワイドスクリーンに精細な映像を映し出す。

 一般向けと子ども向けの放映作品も作り替え、それぞれ音声解説はアニメ「Dr.スランプ アラレちゃん」のアラレ役小山茉美(こやままみ)さん、「ドラゴンボール」の孫悟空役野沢雅子(のざわまさこ)さんの声優2人が務めた。