日光市の斎藤文夫(さいとうふみお)市長(73)の後援会連合会役員会が29日、市内で開かれ、任期満了に伴い来年4月に予定される市長選で同市長が立候補しない意向を明らかにした。近く記者会見を開き、正式に不出馬を表明する。

 関係者によると、斎藤氏は旧今市市長を含めた首長歴が計5期と長期にわたり、年齢も70歳を超えたことから「引退する決意をした」などと述べたという。2011年の東日本大震災、15年の関東・東北豪雨の被災も乗り越え、「市政も安定している時期に後進に譲りたい」との考えだという。後継指名はしない方針。

 斎藤氏は00年10月に旧今市市長に初当選。2期目の06年4月、5市町村合併で誕生した日光市の初代市長となり、現在3期目。

 市長選では一部に立候補に向けた動きも出始めており、斎藤氏の不出馬で擁立に向けた動きがさらに活発化するとみられる。