【日光】市内を中心とする複数の高校の生徒33人が今月上旬、東日本大震災で甚大な津波被害を受けた宮城県東松島市を訪れ、がれきの分別作業に参加した。多感な世代に、自分たちができることを考えてもらおうと、市社会福祉協議会が初めて企画。がれきの山の一方、明るく振る舞う住民らに触れた高校生たちは「震災を忘れず、今回の経験を周囲に伝えていきたい」などと語り、使命感が芽生えている様子だ。
企画は、高校生による被災地復興応援プロジェクト「1DAYワークキャンプin東松島」。市社協は、市民を募り被災地の支援活動に当たっているが、高校生対象は初めて。今市高、今市工業高を中心に複数の学校から集まったメンバーが8日、現地を訪ねた。
いまだ、背丈を優に超えるがれきが積まれた分別場。高校生たちはここで働く被災者らに交じって、今後の処理のため必要な分別作業に当たった。ボランティア活動に参加する地元の高校生6人とも、昼食をとりつつ交流。笑顔で記念写真に収まった。