【日光】30周年を迎える今市少年少女合唱団(石川公志団長)が19日に開く定期演奏会で、市民や合唱団のOB・OG、市民合唱団など約280人が、被災地の復興を願い「祈り」という曲を大合唱する。大所帯のため一堂に会するのは本番だけだが、それぞれの団体ごとに練習を続け、当日「祈り隊」として舞台に立つ。
11年間にわたり合唱団の指導者を続けている日光市生まれ、小学教諭小林芳枝さん(50)=東京都世田谷区深沢6丁目=が、東京のNPO法人「ZEROキッズ」の被災地支援プロジェクトに参加したのがきっかけで、呼び掛けに多くの市民が賛同した。
「祈り」は、詩人の谷川俊太郎さんの息子の谷川賢作さんが作曲した曲で、「ZOROキッズ」は、市民の合唱によるCDを作り、売上金を被災地支援に充てている。小林さんはCD作製時の合唱に親子で参加した。
「祈り隊」は当初100人程度の規模を想定していたが、参加希望は一般市民だけで約140人、市内の合唱3団体、今市中の授業で音楽を選択する2年生など合わせて280人に上った。
定期演奏会は午後1時開場。無料。第1部は合唱団の歌の披露と祈り隊の大合唱、第2部は倉沢大樹さんのエレクトーン演奏、第3部オペレッタが予定されている。