那須町で昨年3月、登山講習会中の大田原高山岳部の生徒、教員計8人が死亡した雪崩事故を受け、同町と大田原、那須塩原の3市町で組織する那須地区消防組合那須地区消防本部が新たに「山岳救助隊」を設けることが、12日までに分かった。山岳遭難事故の対応強化に向けて隊員約20人を「山のエキスパート」として養成し、4~5年後の実働開始を目指す。

 雪崩事故では同本部から隊員44人が現場に出動した。隊員の雪崩現場での活動は初めて。同本部は事故における活動を検証し、季節を問わず山での救助態勢を強化することにした。