文化祭で食品の寄付を募った後藤さん(左)と大野さん。黒磯南高で毎週月曜に受け付ける

 【那須塩原】寄付された食品を必要とする施設や団体に提供するフードバンク活動を黒磯南高の生徒が始めた。23日に開かれた同校文化祭からスタートし、今後毎週月曜を受付日として12月25日まで募る。文化祭前日に校内でチラシを配布したばかりでも、初日は段ボールいっぱいに乾麺や缶詰などの食品が集まった。活動の中心となっている3年後藤晃太(ごとうこうた)さん(18)は「たくさんの善意を感じる」と感謝し、「廃棄する食品を『もったいない』から『ありがとう』に変えたい」と呼び掛けている。

 活動を始めたのは後藤さんと同級生の大野雅浩(おおのまさひろ)さん(18)。今月上旬に市内で開かれた社会貢献促進事業に参加した際にフードバンク活動を知り、「高校生でも、学校でもできる」と翌日には校長室の扉をたたいた。

 「文化祭から始めたい」という2人の熱意に押された梅澤希人(うめざわまれと)校長も快諾。その後、後藤さんらは大田原市内の子ども食堂に出向き、子どもたちの話を聞きながら活動のイメージを膨らませた。

 食品は毎週月曜午後3時50分~4時50分、同校事務室で受け付ける。認定NPO法人「とちぎボランティアネットワーク フードバンク大田原」を通じて必要とする施設、団体などへ提供する。