秋晴れの下、本格化したデントコーンの刈り取り作業=26日午前10時20分、那須塩原市笹沼

 生乳生産量本州1位を誇る那須塩原市で飼料コーンの刈り取りが本格化している。

 同市笹沼の「自由学園那須農場」では、約13ヘクタールの畑で飼料用のデントコーン2品種を栽培。秋晴れが広がった26日、刈り取り用の大型トラクターが休みなく走り、飼料が繰り返し運ばれていった。乳牛約50頭の1年分の飼料を、2週間かけて刈り取るという。

 裁断された飼料は、乳酸菌とともに地下サイロで密閉され保存食となる。飼料の出来が乳牛の1年間の食事量、体調、乳量にも影響するといい、前田匡彦(まえだまさひこ)農場長(35)は「長雨の割に実入りと収量が安定した。天候回復を待ってよかった」と胸をなで下ろしていた。