リハビリ資格を持つスタッフに付き添われ、水中トレーニングに取り組む「バンビ」

 【那須塩原】東原の「Place Dog」は、幼犬から老犬までを対象に日中保育やドッグラン、老犬介護など県内でも珍しいとされるトータルサービスを展開している。飼い主の介護疲れを和らげるため、プールなどを使った犬の手術後ケアやリハビリにも力を入れており、同施設の吉井千春(よしいちはる)代表(36)は「病院以外にも、悩みが相談でき、犬の回復の望みを持てる場所が近くにあることを知ってほしい」と呼び掛けている。

 同施設は約10年前に開業し、約2300坪の敷地内にドッグランやドッグホテルなど多数の施設を設備。犬のマッサージやトリミングなども行い、火葬以外の飼い主のさまざまなニーズに応えている。

 敷地内にある長さ約3メートルのプールは、犬が水を飲み込んだ場合も考慮し、塩素は使わず水道水をためて使用。水遊びやダイエット、水中の浮力を活用したリハビリなどを目的に多くの犬が利用している。

 がんの治療で左前足を切断した雌の大型犬「バンビ」も今年8月から、身体機能の回復を目指しプールでのリハビリに取り組んでいる。人間で言えば70代~80代の老犬。筋力も落ち、自力での歩行が難しいとされていたが、水中で懸命に3本足を動かして泳ぐなどトレーニングに励み、現在は自力で立ち上がれるまでに回復している。

 (問)同施設090・7802・1299。