【那須烏山】市の認知症サポーター養成講座が14日、荒川中で開かれた。市が同講座を中学生対象に実施するのは初めて。
講座には1年生55人が参加。まず市地域包括支援センターの大橋弘代さんが、認知症の中核症状の一つである記憶障害に関して、大切な情報や関心ある情報が「記憶のつぼ」に入らなくなる状態を、記憶に見立てたボールが取れなくなる様子に例えた実演で説明。
続いて時間や月日、場所、人が分からなくなる見当識障害や、考えるスピードが遅くなる理解・判断力の障害、日常生活に必要な作業ができなくなる実行機能障害について話した上で「怒ったりするなど接し方が悪いと認知症が悪化する」と指摘。
その後、生徒たちは良い対応、悪い対応の事例をDVDで見て班ごとに意見交換。最後に、大橋さんは「温かく見守り、適切な手助けをしてくれる人がいれば、自分でできることが増える。認知症を正しく理解し、温かく見守るのがサポーター」と協力を求めた。