【那須】自然と共生するライフスタイルを提案しようと、高久甲のショッピングパーク「661ストリート」(室井秀貴社長)は19日、巣箱の専門店「バード・ハウス」をオープンした。足利市の木工作家笠原正二さん(62)が制作した西欧風のおしゃれな巣箱を展示販売、親子向け木工教室なども開催する。室井社長は「別荘地定住者を中心に、自然豊かな那須のライフスタイルの一つとして提案したい」と話している。
販売するのは、笠原さんが制作した巣箱50種。立木に掛けるシンプルな形からスタンド一体型で郵便受けや表札にも活用できるものまで多彩で、値段は3千円程度からという。
笠原さんはアメリカなどを訪問した際、一般家庭の庭先や病院などに巣箱が設置され、人々が野鳥との触れ合いを楽しんでいる様子に感銘。6年ほど前から独学で制作に取り組んだ。日本野鳥の会のメンバーらと情報交換し野鳥が集う巣箱作りのノウハウを蓄積。耐用年数は3年ほどだが、すべて木材を利用することにしたという。
那須御用邸用地の約半分が一般開放されるのを見据えて「那須の自然」の情報発信策を検討していた室井社長は今夏、新聞記事で笠原さんの取り組みを知り共感。同所で木工製品の直売などを手掛ける「那須たんぽぽ村」(室井英一代表)も連携して店を開設することになった。
笠原さんは「心豊かな生活を送るおしゃれなアイテムとして、まずは野鳥との触れ合いを体感してもらいたい」と話している。