絵本の原画などが並ぶ「えほんの丘の四季20年展」

 【那珂川】小砂(こいさご)の「いわむらかずお絵本の丘美術館」は今月、開館20周年を迎えた。絵本作家いわむらかずおさん(79)らが「絵本・自然・こども」をテーマに、館内での作品展やおはなし会をはじめ、子どもたちが里山の豊かな自然と触れ合える催しなどを続けてきた。この20年間の絵本作りや同館の活動を伝える「えほんの丘の四季20年展」を6月3日まで開催中で、夏と秋にも企画展を予定している。

 同館は「絵本の世界と自然の体験が共にある場所づくり」を目指し、1998年4月に開館した。周辺には雑木林などの体験フィールドが広がり農場もある。

 この丘を題材に、いわむらさんの代表作で野ねずみ一家を描いた「14ひき」シリーズをはじめ、「ゆうひの丘のなかま」「ふうとはな」シリーズなど、多くの作品が生まれてきた。

 えほんの丘の四季20年展では、この丘に暮らすリスやムササビといった動物や、四季の風景などを写真とエッセーで紹介。絵本の原画約70点も展示し、20年間の歩みを伝えている。

 午前10時~午後5時。月曜休館(月曜が祝日の場合は翌火曜休館)。入館料は大人900円、中高生700円、小学生500円、幼児300円。(問)同館0287・92・5514。