研究資料などを手にする左から大金さん、小椋さん、末吉さん、江連さん

 【那珂川】馬頭中理科部の3年生4人が取り組んだ研究「馬頭の地層と化石」が、第61回日本学生科学賞の中央最終審査の中学生の部で、四つある大臣賞の一つの科学技術政策担当大臣賞に選ばれた。4人は1年生の時から馬頭地区の各所で、化石の採集や地層の観察などを行い、同地区の土地の成り立ちなどを調査してきた。4人は「驚いたけれど、これまでの研究成果が認められてうれしい」と受賞を喜んでいる。

 4人は、部長の大金優斗(おおがねゆうと)さん(15)、江連陸人(えづれりくと)さん(14)、末吉竣紀(すえよししゅんき)さん(14)、小椋爽楽(おぐらそら)さん(15)。

 1年生の時から化石などの研究を始め、これまでに馬頭地区の18地点で調査し、50種類以上、数百個の化石を採集した。文献を参考にしたり県立博物館に相談したりして、採集した化石の特定や土地の成り立ちの推測などを進めたという。

 同地区の標高や調査地点を表した立体地形図も作製。地層や化石の種類の違いから「那珂川付近は海の生物の化石が多量に採集できるので浅い海だったと考えられる」などと考察した。

 4人は県大会に当たる地方審査の中学生の部で最優秀の知事賞を受賞。中央予備審査を経て、22、23日に都内で行われた全国20の研究作品による中央最終審査に進み、24日に大臣賞に選ばれた。