ミツトヨフーズの「濃厚本ゆば」の3商品

 ゆば製品製造のミツトヨフーズ(那珂川町健武、加納孝文(かのうたかふみ)社長)は、ゆば製品の生産能力を年内に50%増強し、業務用を中心に販売拡大に乗り出す。健康食品としての食材用やスイーツ用の商品を強化して、売上高を2019年12月期には16年12月期比40%増の3億5千万円にする方針。

 同社は、20年前に業界初のゆば巻き取り自動製造システムを開発して導入、現在は巻ゆば換算で日産2万個、月産40万個を製造する。観光地のお土産用、ホテル・外食などの業務用、百貨店・贈答などの小売り用に販売してきた。最近は健康志向の高まりから需要が増加。特にOEM(相手先ブランド)生産など大口の業務用注文に生産が応えられない状況が続いていた。

 営業面では、精進料理や懐石料理の高級食材のイメージから、良質なタンパク質が豊富でコレステロールもゼロという特性を生かした健康食の総菜商品としての品ぞろえを充実させる。

 業務用では、プレーンだけだった大豆の香り豊かなムース状の「濃厚本ゆば」に、春夏向けとして桜、枝豆の風味を4月投入しており、今秋には紫芋、ゆずの風味を加え、5アイテムに拡充する。また今後、30~50歳の女性をターゲットに、飲むスイーツとして本ゆばを使った食べ方「ゆばスムージー」を外食、ホテルなどに提案していく。商品のネット販売も検討する。