真っ赤に熟れたマンゴーの収穫作業=5日午前10時10分、那珂川町松野

 那珂川町松野のビニールハウスで、民間企業の熱供給施設のチップボイラー余熱を利用し栽培されているマンゴーの収穫・出荷作業が、最盛期を迎えている。

 循環型社会の実現を目指す同町地域資源活用協同組合の鈴木栄子(すずきえいこ)さん(55)=同町小川=らが取り組む。昨年から「なかよしマンゴー」の商品名で出荷しており、現在は4品種計150本を育てている。

 5日は鈴木さんら2人が300~500グラム程度に実り、赤く色づいたマンゴーを次々と収穫。今年は昨年の3倍の約1200個を収穫予定で、2年後以降は年間5千個の収穫を見込む。

 今月からはJR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」の食材にも採用されている。料理を提供するシェフの一人、オトワレストラン(宇都宮市)の音羽和紀(おとわかずのり)さんに濃厚な味などを評価されたという。

 鈴木さんは「昨年より甘く濃厚なマンゴーができた。町のブランドとしてさらに広めたい」と意気込む。8日にはハウス周辺で試食販売会を行う。(問)鈴木材木店0287・96・3046。