本番に向け、練習に励む下野不動太鼓保存会

 【宇都宮・高根沢】市内を拠点に活動する「下野不動太鼓保存会」(鈴木勲雄(すずきいさお)会長)は、15日に奈良県で開かれる国民文化祭の「太鼓の祭典」に10回目となる出演を果たす。大舞台に出場を続けるため、技術面だけでなくパフォーマンスにも磨きを掛けてきた。県内からは高根沢町の「高根沢湧泉太鼓の会」(石塚好正(いしつかよしまさ)会長)も初出場し、祭典を盛り上げる。

 祭典は文化庁や奈良県、日本太鼓財団などが主催。演奏を収録した動画審査などを経て出演団体を決定している。今年はゲストと公募合わせて全国から47団体が出演する。

 下野不動太鼓保存会は1998年6月に結成。未就学児から70代まで18人が所属し、週3回練習を重ねている。市内外のイベントに年間40件程度出演し、海外公演の経験もある。

 毎年、進学や就職、転居などでメンバーの入れ替えがあり、「レベルを維持するのは正直大変。だが、一大イベントである祭典に参加し続けることで練習にも熱が入り、会の活性化につながっている」と鈴木会長(72)。

 初出場となる高根沢湧泉太鼓の会は1996年、高根沢町がまちおこしなどを目的に結成した。数年前から若い人材の勧誘と育成を積極的に進め、現在は30、40代の若手メンバーを中心に28人が活動。親子の会員も多いという。