「ファクス119」専用用紙の記入例

 【宇都宮】市はこのほど、聴覚障害や病気、けがなどで会話が難しい人の緊急通報用として運用している「ファクス119」向けの通報用紙を作った。今月から市のホームページ(HP)で入手できる。あらかじめ氏名や住所、障害などを記入しておけば、万一の際、火災か救急かなど伝えたい内容を選ぶだけで正確な119番通報が可能になるという。

 市消防局は会話が困難で主に文字で意思疎通している人のために、ファクスで119番通報できる「ファクス119」を1988年から運用している。今回、障害者団体からの要望を受け、利用しやすいように専用の用紙を作成。障害者が災害時などに提示して適切な支援を受けられるように、市が2015年度から配布している「ヘルプカード」との連動も考慮した。

 用紙は市HPの「消防」のページに入り、「119番通報について」から「119番通報する」に進むとダウンロードできる。消防局の担当者は「緊急要請がある場合、ためらわずにこの用紙を利用して通報してもらいたい」と呼び掛けている。(問)市消防局通信指令課028・625・5599。