展示されている仏像の一つ。高さは6・7センチ

 【高根沢】昨年、町の文化財に指定された仏像3体を披露する展覧会が町歴史民俗資料館で11日まで開かれている。仏像は高さが4・5~6・7センチで、小指ほどの大きさ。ガラスケースに1体ずつ収めて展示されている。

 上高根沢の個人宅で、阿弥陀堂脇の池から3体そろって出土した。町教委によると、いずれも銅を型に流し込んで造られた仏像で、火に焼かれた跡がある。外出や遠出の際に、お守りのように持ち歩いて拝むのに使われたと考えられるという。時代はそれぞれ鎌倉時代末期、南北朝時代、室町時代。

 「いずれも火に当たったり、土に埋もれていたりと過酷な条件にあったにもかかわらず、状態がよく貴重な資料である」と鑑定され、昨年11月、町の文化財に指定された。