「目標を見つけて」と話す小山田さん

 【さくら】右手が義手のプロゴルファー小山田雅人(こやまだまさと)さん(50)=大田原市末広3丁目=が15日、喜連川中で講演した。小山田さんの義手を製作する大和義肢製作所(喜連川、池田博子(いけだひろこ)社長)と足利銀行喜連川支店の協力で開催された。

 小山田さんは2歳の時に事故で右手を失った。中学時代には野球部に入り、投手として県大会で準優勝した。その後ゴルフを始め、県職員として働きながら、さまざまな大会で好成績を収め、障害者の世界大会でも優勝を重ねるなどした。

 38歳の時に悪性脳腫瘍で左脳の一部を切除する手術を受け、県を退職して念願のプロゴルファーになった46歳の時には、急性心筋梗塞で緊急手術を受けた。しかし、懸命のリハビリで3カ月後にゴルフを再開した。

 小山田さんは生徒たちに「自分一人で乗り越えられないことも誰かと関わることで、解決方法を必ず見つけ出せる。どんな目標でもいいから目標を見つけ、それを家族や先生、友だちに話してほしい。」と語り掛けた。