バンタム級王者になり、プロ初タイトルを獲得した小嶋=東京都の後楽園ホール(J-NETWORK提供)

 さくら市出身のプロキックボクサー小嶋勇貴(こじまゆうき)(22)=宇北-東洋大、仲ファイティングジム=がバンタム級の日本王者に輝いた。昨年2月にプロデビューして以来8戦全勝で、華々しくつかんだプロ初タイトル。「競技を始めたときから、プロでチャンプになるのが目標だった。うれしい」と喜んだ。

 タイトルマッチは8月20日、東京都の後楽園ホールで同競技の運営団体「J-NETWORK」が主催する「J-KICK2017」の5大タイトルマッチの一つとして開催。約1600人の観客が見守った一戦で、「後楽園は慣れているが、多くの人が見てくれて士気が上がった」という。

 相手は昨年の同階級新人王の森貴慎(もりきしん)(25)。8戦6KOと脅威のKO率を誇る相手に、「一発のパンチ力を警戒し、利き手の左腕をつぶそうと意識した」。上京以来磨きを掛けたムエタイスタイルを存分に発揮し、蹴りを中心に攻撃。5ラウンドの末、3-0と圧勝に近い格好で判定勝ちした。

 格闘技好きで、小学生時代に少林寺拳法を習い、高校入学と同時にキックボクシングを開始。大学3年生時には全日本学生選手権で優勝するなど、実績を積んでプロの世界に飛び込んだ。