星の宮フェスティバルで熱唱する佐々木さん

 【益子】県内イベントを中心に音楽活動を25年間続ける会社員佐々木健之(ささきけんすけ)さん(55)=塙=が28日、町内の「星の宮フェスティバル」で熱唱し、ライブ演奏通算300回を達成した。佐々木さんは東日本大震災や熊本地震の復興ソングも作り各地で披露しており、「地域での触れあいを通じてみんなを元気にしたいし、元気をもらいたい」と意気込む。

 20代、都内で歌手として芸能プロダクションに所属していた佐々木さんは結婚を機に音楽活動を休止。益子には「芸術家が住む町」に魅力を感じ移住したが、30代に入り「意欲が復活した」ことから、歌手時代んの春咲(はるさき)さかりの名で活動を再開し現在、各地の催しなどで無料のライブ演奏をしている。

 2011年の東日本大震災では、宮城県石巻市の実家が被害に遭った。全国からボランティアが訪れ復興を手伝う姿に感動し、「自分も音楽で地域を勇気づけたい」と考え、地域の特色をテーマにした楽曲を手掛けるようになった。16年には、被災地の住民が前向きに生きる姿を歌った「音は元気を出します」という楽曲を制作している。