益子の土で作られた「光る泥団子」

 【益子】益子の風土をアピールする「土祭(ひじさい)」を来秋に控え、益子地区のほか七井、田野両地区にも開催地域を拡大する今秋の「前土祭」で、目玉企画として全地区で「光る泥団子づくり」ワークショップが開かれる。従来、町が土祭などで実施していたが、祭りを住民主体へと移行する流れから今回は主婦などの町民を中心とした団体が主催。益子や七井で産出した益子焼の原料となる土で団子を作り、田野産のヒマワリ油で磨くことで土の感触や色を来場者に感じてもらう。

 主催するのは2015年の土祭で泥団子づくりの講座に参加したメンバーらで結成した「ましこ☆光る泥団子teamツチカラ」。春秋恒例の陶器市でワークショップを開いたほか、出前講座なども行っており、同団体の広報を担当する町職員坂倉永悟(さかくらえいご)さん(31)は「焼き物以外で益子の土に触れる機会はあまりない。土の魅力を感じてほしい」と力を込める。

 団子作りには、益子地区で産出した灰白色の「新原土(しんげんど)」や、現在は産出量が少なく貴重とされる薄ピンク色の「桜土」、七井地区の「黄土」などを使用。

 前土祭は30日の益子地区を皮切りに田野地区(10月1日)、七井地区(同14日)と続く。ワークショップは午前10時~午後4時(七井地区は午後1~4時)。定員各50人で参加費1千円。そのほか、地区ごとに地域団体の伝統芸能や、土に関するワークショップがある。(問)町観光商工課0285・72・8873。