講演会で語る岩出さん

 【益子】全国大学ラグビー選手権で8連覇中の帝京大ラグビー部監督岩出雅之(いわでまさゆき)さん(59)の講演会がこのほど、益子の町民会館で開かれた。

 五輪選手などの輩出を目指す町の「スポーツ指導者育成教室」の一環で、町内の指導者ら約140人が参加。岩出さんは「選手の未来に繋(つな)がる指導のあり方」と題し、「常勝軍団」として躍進する同部の指導方針などを語った。

 1996年の監督就任当初は自身の経験論を選手に押し付け、結果の出ない時期が続いたという岩出さん。その後「脱・体育会系」を掲げ、監督や上級生の指示を絶対とする方針を転換。上級生が雑用を担い、下級生がのびのび練習に取り組み、4年をかけて上達できる組織づくりに腐心した。

 「選手が自分で考え、目的・目標を理解し、誠実に努力することが重要」と自主性の大切さを強調した。