フェスティバルのチラシ。写真のビルマ汁は飯塚フミさんが作った元祖だ

 【益子】町商工会青年部は8日、益子の益子焼窯元共販センターで、地元のローカルフード「ビルマ汁」をアピールする第2回フェスティバルを開く。個性的なビルマ汁を提供する町内14店が一堂に会し、来場者が味わった数で「最高の一品」を選ぶ。町内の障害者作業所が考案したビルマ汁に合う丸パンも初めて売られ、フェスのチケットにクーポンを付けて来場者をまち歩きにも誘う。

 ビルマ汁は、トマトなどの夏野菜を和風だしで煮込み塩とカレー粉で味付けした家庭料理が基本。益子の呉服店「もおかや」2代目、故飯塚潤一(いいづかじゅんいち)さんが戦争当時、ビルマ(現ミャンマー)で食べた味が忘れられず再現した。町商工会は2014年、商標登録した。

 14店には元祖の味を忠実に守る店のほか、豚骨と鶏がらやコンソメを使ったり、パスタ、うどんを合わせたりする店も。豚肉の代わりにエビや酒かすを入れたビルマ汁も提供される。

 もおかや3代目の洋(ひろし)さん(70)の妻フミさん(70)は、伝統を守りビルマ汁を作ることを大切にしながらも、個性的な味で「夏になると食べたいと多くの人が思ってくれたら」と期待する。

 第1回は500円で食べ放題だったが、第2回は1杯250円のチケット方式。4枚セットで買うと、フェス翌日以降、14店でビルマ汁が無料になるクーポンを付ける。

 午前10時~午後3時。(問)町商工会0285・72・2398。