竹林の間伐作業に汗を流すプログラム参加者の若者たち=茂木町内(トチギ環境未来基地提供)

 都市と農村の交流に関する優れた取り組みを表彰する「第14回オーライ!ニッポン大賞」(農林水産省などの主催)の表彰式が3日、東京都内で開かれ、最高賞のグランプリ(内閣総理大臣賞)に益子町のNPO法人トチギ環境未来基地が選ばれた。若者が集団生活を送りながら里山の環境保全に取り組む活動が「農山村に若者が定住して活躍できるモデルになる」などと高い評価を受けた。

 同大賞事務局によると、今回は全国から89件の応募があった。本県からのグランプリは初めて。

 トチギ環境未来基地は2009年、「長期滞在型の環境保全プログラム」をスタート。参加者は3カ月間、同法人事務局の古民家で共同生活し、県内7カ所の里山で木の伐採や遊歩道の整備などに当たる。

 塚本竜也(つかもとたつや)理事長(40)は大学卒業後、米国で同様のプログラムを体験し、国内でも少子高齢化で管理できなくなった里山があるのに着目。「若者のアイデアで、時代に合った里山の利用価値を見いだそう」とプログラムを始めた。