紅葉が始まり繁忙期を迎えた多肉植物の生産現場=2日午前10時、鹿沼市茂呂

 若い女性を中心に人気が高まっている多肉植物の生産が繁忙期を迎えている。

 多肉植物は厚い葉に水分を蓄えた乾燥地帯特有の植物。晩秋から春先にかけて迎える紅葉期は特に需要が高い。

 県内で唯一生産販売する鹿沼市茂呂、農業福田洋一(ふくだよういち)さん(24)方では2日も、早朝から葉挿しや挿し芽による増産作業に追われた。ビニールハウス3棟に広がる500品種以上の1寸鉢は、色や形もさまざまで個性的。年々発色も良くなるという。

 福田さんは「手間いらずで楽しめるのが、忙しい現代人に受けているのでは」と話していた。繁忙期は4月中旬まで続き、直売のほか、県内外の花屋や雑貨店に卸す。