厳しい寒さで全国的に野菜の生育が遅れ、県内の農家でもビニールハウスなどの保温対策に追われている。
県農政部によるとレタス、ホウレンソウなど露地物とニラやイチゴ、トマトなどハウス野菜が1週間から10日、生育が遅れている。7日の県内は全域で最低気温が零度を上回ったが、8日からは再び冷え込むとみられ、同部はハウスに寒気が入らないようカーテンを引くなどの対策を呼び掛けている。
鹿沼市深津の農業山崎敏夫さん(64)方では、栽培するニラのビニールハウスで夜間、長さ約40センチの大型ろうそくや農業用ストーブに火を入れ、気温が氷点下にならないよう保温対策をする。山崎さんは「今年の寒さは厳しく、初めてストーブも導入しました。それでも寒さのせいで出荷量は2割ほど落ちています」と話していた。