市貝町内の小学校で昨年9月ごろから今年3月ごろにかけて、女子児童の一人が校内で蹴られたり、悪口を言われたりするなどのいじめを受けていたことが7日、分かった。町教委が同日の町議会全員協議会で報告した。

 町教委によると昨年9月、女子児童の保護者から学校に「学校で子どもに変わった様子がないか」などと話があり、学校は定期的なアンケートなどから「特段の変化はない」と判断した。

 今年3月になり、保護者から「周囲から子どもがいじめを受けていると聞いた」と申し出があり、学校が全校児童を対象にこの案件に特化したアンケートや聞き取りを実施。その結果、蹴ったり、つねったりする身体的ないじめを数件、「ばか」などの言葉によるいじめを延べ約40件確認した。

 学校は5月、校長や町教委のスクールカウンセラーらで構成する調査委員会で調査結果を検討し、いじめの事実を認定した。同月下旬、保護者にその内容を伝え、いじめがあったことや昨年9月の初期対応の不十分さを謝罪した。女子児童は現在も通学しているという。