県議会9月通常会議は10日、最終本会議を開き、執行部提出の宇都宮市と芳賀町が進める次世代型路面電車(LRT)事業の軌道敷設工事施行認可申請に同意する議案や、総額12億3200万円の2017年度9月補正予算案など12議案を原案通り可決した。

 LRTに関しては採決前に、民進党・無所属クラブの斉藤孝明(さいとうたかあき)県議が「導入に向け、いまだ地権者、市民、県民の合意が得られておらず時期尚早」、野村節子(のむらせつこ)県議が「民意無きLRT計画はきっぱり中止すべきだ」などとそれぞれ反対討論した。

 一方、とちぎ自民党議員会の螺良昭人(つぶらあきひと)県議は「LRTは地方創生に資する未来への投資だ。安全も確保され反対する理由がない」、公明党議員会の野沢和一(のざわかずいち)県議は「安全対策も十分講じており、道路管理上支障はない」などと賛成討論した。