【宇都宮】全国の小中学校を対象に、地域学習などの優れた取り組みを表彰する本年度の「観光・まちづくり教育賞」(総務省など後援)で、オリオン通りの活性化をテーマに調査研究を進める宇都宮大付属小が審査員特別賞を受賞した。清掃活動を行うなど実践までを視野に入れた取り組みが評価された。指導した八巻修教諭(39)は「子どもたちがふるさとを愛し、栃木で生きていこうとするきっかけにつながれば」と受賞の喜びを語っている。
同校は同じテーマで昨年度も大会会長賞を受賞。現在の6年生37人が昨年度から、まちづくりの現状を知るため、現地を訪ねて商店主への取材や空き店舗の実態などを調査。課題の洗い出しについては行政の考え方や新聞記事なども参考にし、物事を多角的にみるよう心掛けた。
調査した結果、子どもたちはまちの活力低下の要因を「駐車場や駐輪場が少ない」「店のジャンルが偏っている」などと指摘。そこからさらに自分たちができることを検討し、清掃活動などで通りの雰囲気を改善する「オリオン通り盛り上げ隊」を結成した。
8月下旬にはその盛り上げ隊がオリオン通りを訪れ、汚れがたまった空き店舗のシャッターなどを清掃する。このほか歩行者と自転車の通行を分離するアイデアも挙がっているという。