【矢板】市民有志による「やいた医療・福祉ネットワーク準備会」主催の地域医療市民講座「矢板市民の目線で考える救急医療〜現状報告とパネルディスカッション」がこのほど、市内のホテルで開かれた。地域の医療資源を連携させるネットワーク構築に向け、行政の支援や医療機関による公開講座の実施を求める声が挙がった。
約70人が参加。まず同事務局の関由紀夫さんが、「塩谷地区は救急車の現場到着時間と病院収容時間の合計は50分を超え、県内の他の消防本部と比べ異常に長い」と現状を説明した。
3人の市民代表と県担当者がパネリストを務めた討論会では、団塊世代が75歳に達する「2025年問題」にどう対応するかが課題として提起され、「多職種の医療資源を連携させるネットワーク構築に向けて、行政がリーダーシップを発揮してほしい」との発言があった。
医療機関への要望としては、子どもを対象にした医療の体験学習や、医療や病気に関する公開講座の実施を要望する意見が出された。