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モンゴル女児に医療支援 耳たぶ欠損で形成手術 獨協医大病院

(2月10日 05:00)

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 モンゴルで海外医療援助活動を行っている獨協医大病院口腔外科の今井裕主任教授らは9日、耳たぶなどが完全に形成されない先天性疾患がある同国のスレンジャブ・ブヤンザヤちゃん(9)を無償で手術することを明らかにした。同病院で会見した今井主任教授は「比較的稀な疾患でモンゴルでは治療が困難なケース。手術を機に両国の関係がよいものになれば」と語った。

 今井主任教授らの医療チームは2007年から毎年モンゴルを訪れ、あごや顔に疾患がある男女97人を診察し、42人に形成手術などを実施。3年前に初めて診察したブヤンザヤちゃんは右耳たぶの大部分がなく、下あごが発育不全だった。

 今井主任教授は、胎内であごや顔の器官を作る元となる部分に異常が出る「第1第2鰓弓症候群」と診断。同症候群は日本国内でも約3500人に1人が発症する原因不明の疾患とされ、同病院で支援することを決めた。

 手術と治療は口腔外科や形成外科、小児科、耳鼻咽喉・頭頸部外科、麻酔科が連携。14日に胸部の軟骨を移植して耳たぶを形成する手術を行い、3月中旬に退院し帰国予定。

 両親とともに会見に臨んだ民族衣装姿のブヤンザヤちゃんは「ずっと手術を受けたかった。尊敬する今井先生や皆さんに感謝したい」と期待を寄せた。

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