【佐野】市の演劇講座OBで昨年旗揚げした市民劇団「さの演劇塾」が、18、19の両日に市文化会館小ホールで行う第2回公演に向け稽古に励んでいる。本格的な劇場での上演は、受講中を含め初めての挑戦。公演は県の文化振興基金震災復興支援事業に選ばれ被災者を無料で招待することにしており、多くの人にステップアップした姿を披露しようと張り切っている。
上演するのは「法王庁の避妊法」。大正時代に女性の排卵時期と妊娠の関連性を研究し、「オギノ式」で知られる産科医荻野久作の実話に基づいた人気戯曲だ。
不妊や多産に苦しむ新潟県の農家の嫁を診察する荻野の葛藤や妻の協力を、ユーモアを交えて描く。荻野を演じる谷操代表は「震災を経験し、命に関わる題材を選んだ」と説明する。
団員はサラリーマンや主婦ら20〜60代の約20人。旗揚げ公演は2日間とも立ち見が出る盛況で、それを励みに毎週、練習を積んできた。
18日が午後7時、19日は午後2時開演。前売り券は一般1千円で、市文化会館などで販売中。被災者は無料。問い合わせは谷代表電話090・2227・4179(携帯)。