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物置改装し音楽ホールに 栃木の中新井さん

(2月8日 05:00)

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 【栃木】生演奏の魅力を身近で味わってもらおうと西方町金崎、音楽教室主宰の中新井紀子さん(55)は自宅の蔵を音楽ホールに改装した「西方音楽館」に、2カ所目のホールを完成させた。小型パイプオルガンも購入して演奏の幅を広げ、有料でホールの貸し出しも。同館友の会も立ち上げる。中新井さんは「町に根差し、音楽文化の種まきをしたい」と話している。

 中新井さんは東京芸術大音楽学部楽理科卒で、わらべ唄の教室などを開いている。身近にプロの演奏を聴ける環境をつくり、特に子どもたちの音楽を聴く耳を育てたいと、築約150年の木造しっくいの蔵をホールに改装。2000年から演奏会を企画開催してきた。

 しかし蔵のホールは客席約35席と小さいことなどから、2カ所目のホールを企画。物置を増改築し、客席約70席の「木洩れ陽ホール」として完成させた。蔵のホールも一部改装し「馬酔木の蔵」(客席約50席)と名付けた。

 12日に開くオープニングコンサートは、入場券がすでに完売する人気。11日午後2時からは「ピアニスト久元祐子公開レッスン」(入場千円)を開く。久元さんがピアノ教室教師ら計4人にショパンなどの曲を指導する様子を見学できる。

 今後は年2回程度の演奏会と、子ども向けの演奏会を開催する方針。有料貸し出し(小型パイプオルガンは相談の上対応)や、オカリナの音楽教室などさまざまに展開する考えだ。

 一方、演奏会の企画充実と安定的な運営などを目指し、同館友の会も立ち上げる。運営委員にはプロの演奏家や大学講師が参加。年会費一般3千円で演奏会割引などの特典がある。問い合わせは西方音楽館電話0282・92・2815。

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