海鮮スンドゥブチゲ(手前)は土鍋でグツグツと煮立ったまま提供。湯気と香りが食欲をそそる

 3月も半ばに入るが、まだ朝夕は肌寒い。辛いものを食べて温まろうと、市役所の北側にある韓国料理店「月の壺(つぼ)」を訪ねた。店主の金承哲(キムスンチョル)さん(56)と金徳淑(キムトクスク)さん(53)夫妻が営み、今秋で10周年。「韓国料理は『医食同源』。野菜豊富で栄養バランスにこだわったメニューをそろえています」。徳淑さんが教えてくれた。

 まず、人気の「海鮮スンドゥブチゲ」(税別1050円)を注文すると、間もなくグツグツと煮立った土鍋が。スープを一口。程よい辛さにアサリ、エビ、イカのうまみが凝縮。絹豆腐と卵、野菜など具もたっぷりで、体が芯まで温まった。続いて頼んだ「キノコチヂミ」(同1200円)は表面サクサク、中はもっちり。軽い食感でいくらでも食べられそう。自家製の「キムチ盛り合わせ」(同850円)は、甘みと辛みが深い味わい。もちろん、マッコリや焼酎などお酒類も数多く用意している。

 あっという間に満腹に。食後は消化を助けるというアマドコロと玄米のお茶(同500円、食事と一緒なら半額)もいただいた。香ばしさが心地よく、飲みやすい。

 店名は韓国の国宝で、満月を連想させる白磁が由来。来店者の心身も満ちるようにと名付けたそうだ。文字通り、記者もしっかり満たされました。

メモ 宇都宮市中央2の9の10▽営業時間 午前11時30分~午後2時30分、午後5時~11時30分▽不定休▽(問)028・633・8997