メイン料理はどっちだろう。がっつりと盛り付けられた肉や野菜を目の当たりにして、考えた。

 「今は、コトコト煮込んだごちそう角煮ですね」とシェフの追立伸幸(おいたてのぶゆき)さん(34)。「でも益子は野菜もおいしい。たっぷり味わってもらいたくて」

 十分なボリュームがある約110グラムの豚角煮は、はしで切れる柔らかさ。しっかり染み込んだ味。

 葉が重なったままのキャベツとカブのグリルが添えられている。塩で味付けしただけなのに、味わい深い。

 ニンジンのフライ、ダイコンの天ぷら、グラスサラダが膳を彩り、リンゴジュースをベースにしたダイコンとニンジンのスムージーも付く。

 2カ月ごとにメインは変わる。野菜は、その時季のものをシンプルに生かしている。

 里山の恵みを堪能できる「ましこのごはん定食」は、税別1400円。店の窓の外には里山が広がる。地産地消を実感した。

 ◆メモ 益子町長堤2271▽ランチは午前11時~午後2時▽毎月第2火曜定休 (問)0285・72・5530。