店名の「ぐう手」はドイツ語「Gute(グーテ)」から名付けた。「『良い』という意味。良い人と良いものに出会えるように、という思いを込めた」と店主服部晃子(はっとりてるこ)さん(60)は語る。

 店は夫光男(みつお)さん(70)と2人で切り盛りする。都内や小山市内でフラワーデザインの仕事をしていたが、2011年の東日本大震災を機に閉店。「食べ物はクリエイティブなこともできる」と考え、同年6月に開店した。

 うどん作りを独学で学んだ光男さん。気候や湿度などを考慮しながら、営業日の朝に手打ちする。うどんは、オーストラリア産の小麦を使用した甘みともちもち感のある「白」と、自身で栽培した小麦やきび、鉄分を多く含むアマランサスなどが入った常連客好みの「黒」の2種類を打つ。

 この時季のお薦めは「くりの実御膳」(税込み1千円)。冷やしか釜揚げのうどんを選び、栗ご飯や季節のケーキなどが付く。

 料理に使われる野菜などは自家農園で無農薬栽培している。「安全でほっとする旬のものを食べてほしい」と笑顔を見せる晃子さん。光男さんは「女性一人でも気軽に入れる店です。気分転換のために来てくれたらうれしい」と話した。

 ◆メモ 小山市東間々田1の6の13。午前11時半~午後3時。土曜日のみ午後5~7時も営業。火曜、水曜定休。(問)0285・45・6050。