4種のサテが楽しめる盛り合わせ。記者はノンアルカクテルで合わせたが、ぜひビンタンビールでも味わってほしい

 扉を開くと、体を包むガムランの音色。店内にはガルーダの置物や色鮮やかな傘、優しい水音が心地よい愛嬌(あいきょう)たっぷりの噴水。まさにバリ島そのものだ。

 店内の調度品は9割が現地調達だとか。そのしつらえに見とれていると「サテ盛り合わせ」(税別1480円)が登場。牛、豚、鶏、つくねの串焼きとなれば、やはり後味すっきりの「ビンタンビール」(同600円)かな。え、カクテルは600~700種類? では得意のノンアルで。「トロピカル・プッシーキャット」をいただきます。

 そこへ「トマトベースと、唐辛子、ニンニク入りのサンバルソースもぜひ」と伊沢伸弥(いざわしんや)店長(37)。すでにサテにはピーナツ入りの甘めのソースが絡み、十分うまい。しかし、さらにサンバルソースを加えると、エビのうま味が効いてくる! そして唐辛子、ニンニク入りのソースは辛い!!

 「これ、絶対ビンタンに合うよ」とつぶやきながら、定番の「エビと春雨の生春巻き」(同380円)で小休止。でも、ついついサテに手が伸びる。甘みとうまみのクセになる味わいと、店内の雰囲気が食欲をかき立てるのか…。

 伊沢さんは「料理と居心地の良さでバリ島の気分を味わってほしいですね」。

 至福の地はオリオン通り。“南国のリゾート”は、身近なところにあったのだ。