市内の老舗焼き鳥店で約10年修業し、ことし6月に念願の店を開いた。大将の吉田哲也(よしだてつや)さん(35)のこだわりが随所に感じられる。

 店の売りは、提携する各地の養鶏所から日々仕入れる地鶏と銘柄鶏。多い時は4種類が食べ比べできる。

 「大人がゆっくり飲める焼き鳥屋がモットー。本当においしいものを食べてほしい」と吉田さん。鶏肉の質はもちろん、炭は高級品の「土佐備長炭」にこだわっている。

 カウンターに腰掛け早速、種類ごとに正肉(もも肉)を目の前で焼いてもらう。すぐに食欲をそそる香りが漂ってきた。

 秋田の比内地鶏(税込み380円)は歯応えが抜群、千葉の水郷赤鶏(同250円)は程よい脂身がたまらない。合鴨(あいがも)(同380円)はゆずこしょうとの相性がバッチリだ。大好きな焼酎も追加しよう。

 午後6時を回ると、仕事終わりのサラリーマンが続々と来店。「うまい」と口々に語る姿を見て、思わずうなずいた。まちなか支局のすぐそばに、お気に入りの店ができた。

宇都宮市宮園町1の2(2階)▽営業時間 午後5時30分~同11時▽定休日 木曜▽(問)028・635・8722