大輪の花火が夜空を彩った

 【大田原】黒羽地区恒例の「芭蕉(ばしょう)の里くろばね夏まつり」が20日、黒羽向町の那珂川河川公園などで開かれた。雨天のため15日から同日に延期されていたが、この日は例年より多い約2万8千人が訪れ、夏の風物詩を楽しんだ。

 30回目となる今年は地域の高齢化の問題などから盆踊りが中止、みこし渡御が休止となった。一方、来場者に時間的余裕を持って楽しんでもらうため、メインの花火大会は時間が延長されるなど祭りの内容がリニューアルされた。

 浴衣姿の家族連れなど多くの来場者が日光さる軍団の猿まわしや縁日屋台を楽しんだ。夜は約2千発の花火が打ち上げられ、鮮やかな大輪の花が夜空に開くたび、会場からは歓声が上がった。

 家族と訪れた横浜市緑区、無職徳原昇(とくはらのぼる)さん(75)は「花火がきれいなのはもちろん、風も爽やかで気持ちがいい」と話していた。