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足利事件
県警の菅家さんテープ 録音は再逮捕直前 「虚偽自白」の手がかりに(2009年8月22日 05:00)足利事件で再審無罪が確実な菅家利和さん(62)の捜査で県警が供述内容をカセットテープに録音した時期は、逮捕した足利署で別の女児殺害2件を「自供」した1991年12月下旬だったことが21日、元県警幹部らの証言で分かった。録音の目的は捜査方針を決める判断材料だったとされ、1件の女児殺害容疑で菅家さんを再逮捕したのは捜査幹部が録音内容を検討した後だったという。 最高検は、当時の宇都宮地検検事が92年1月から約1年間、移監後の宇都宮拘置支所で菅家さんの取り調べを数回録音したことを公表しており、菅家さんは最終的に2件の女児殺害を否認した。 録音時期や場所、供述内容も異なる県警と地検のテープは、菅家さんが「虚偽自白」に至った経緯などを解明する有力な手がかりになるとみられ、捜査当局の徹底検証が求められる。 菅家さんは足利市の松田真実ちゃん=当時(4)=が殺害された足利事件で91年12月2日に逮捕され、同21日に起訴された。元県警幹部らによると、間もなく菅家さんが未解決だった別の女児殺害2件を「自供」したため、1件づつ計2本のテープに録音。県警は同24日、うち1件の女児殺害容疑で菅家さんを再逮捕した。 再逮捕後の翌92年1月中旬、菅家さんを立ち会わせた犯行現場の検証中にも捜査幹部が菅家さんとのやりとりをテープ1本に録音した。しかし2件の女児殺害事件で菅家さんは不起訴になった。 元県警幹部は「本格的な取り調べ前のメモ代わりだったのでカセットレコーダーは(菅家さんの)目の前に置かなかったが、了解を得て録音したはずだ。テープは担当検事にも聴いてもらい、捜査方針を決めたと記憶している」と話している。 一覧
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