地域に根差し創業20年

 栃木に生まれ、栃木に育まれ20年。県内に26店舗を展開する食品スーパーへと成長した。「栃木県の皆様に支えられての20年。本当に感謝の言葉しかありません。今年も地域の皆様の食文化に貢献できるように、従業員一丸となって店づくりに努めます」と言葉に力がこもる。

 2014年の社長就任以来、「顧客満足、従業員満足の実現」を掲げ陣頭指揮を執ってきた。「小売業ですので、まずはお客様第一が最優先です。同時にお客様に喜んでいただける店づくりを進めるには、やはり従業員一人一人が楽しく働ける会社でないと駄目だと思っています。まずは風通しの良い会社にし、従業員が自由に意見を言える体制づくりに力を入れるとともに、労働環境の改善や給与体系の見直しに着手しています。お陰様で2期連続で増収増益を果たせたのも、従業員の頑張りとお取引様のご支援の賜物と大変感謝しております」

 近年、県内では県内外のスーパーの出店が相次いでいる。特にたいらやにとって主戦場である宇都宮市は大激戦区となっているが「競合店ができたからといって、特別な策を講じることはありません。競争に負けるときは、相手に負けるのではなく自分に負けているのだと考えます。まずは当たり前のことがしっかりできているのか。『接客はしっかりできているか』『商品に欠品はないか』『トイレはきれいに掃除されているか』といった基本を大切にします。そうすれば、たとえ一時的に競合店をご利用されたとしても、必ず戻ってきていただけると信じております」と笑顔をみせる。

 一昨年から商品の陳列棚の高さを従来より低くし、高齢者や女性に配慮した店舗も増やし、セルフバイキングの量り売りで惣菜が買える売り場も増えてきた。「常にお客様が『たいらや』に何を求められているか考え、どこよりも早くそれに応える『変化対応』が大切です。全店舗が地域一番店を常に目指し、これからも地域の皆様のお役に立てる『たいらや』であり続けたいと願っています」