東京4号店今秋オープン

 2005年東京に進出し、レストラン「日比谷パレス」をオープン。それから12年、順調に成長を続け、今秋、六本木に4店舗目をオープンする。「スペインの食と芸術の街ビルバオにあるミシュラン三つ星『アスルメンディ』のエネコ氏とパートナーを組み、シェフのオリジナルブランドとして日本初上陸の新しいビジネスモデルを創っていきます」。視線の先にあるのは、東京五輪。

 「世界中の料理人からすれば六本木は、ぜひ店を出したいと思う魅力的な場所。加えて五輪開催で東京が世界中から注目されることを考えれば、絶好のタイミングです」と自信をのぞかせる。このチャンスを生かすため、スタッフをスペインに送り出すなどサービスの向上や“人財”育成にも力を注ぐ。また東京五輪を見据え、2020年用のオリジナルシャンパンづくりもスタートさせた。「今年は2020年に向けてのスタートの年となるでしょう」

 まるで南フランスの街並みを再現したような空間でのウエディングを提案した「ヴィラ・デ・マリアージュ宇都宮」は昨年16周年を迎え、披露宴会場の一室をリモデルした。「ニューヨークサラマンジェ」として生まれ変わったこの会場のコンセプトは「大切な人と大切な時間を過ごす場所」。そのコンセプト通り、ゆったりとくつろげる空間でパーティー前にアペリティフ(食前酒)を楽しめるスペースとなっている。

 小山は本館運営が終了し、同社が運営する東京・恵比寿のウエディングレストラン「メゾン・ド・プルミエール」の2号店、「メゾン・エルミタージュ」として新しいスタートを切った。「こう考えると、昨年は栃木の年でしたね」と笑顔で振り返る。一方、社内では「地域に密着した経営、次世代幹部の育成、迅速な対応」を目的に社内カンパニー制を導入し、数年後の会社設立を目指す。「世界戦略と地域戦略。この掛け算で一年間走り続けます」と、スケールの大きな未来像を描く。