「自信改革」強力に推進

 自ら考えた「一年のスローガン」を年始の朝礼で全社員に披露するのが恒例行事となっている。今年は悩んだ末に「自信改革を推進」と決めた。

 「30周年の翌年に当たる昨年は、『原点回帰』と発破をかけたところ、期待以上の数字を挙げることができました。まだまだ未熟な若い社員たちも『やればできる』と自信をつけた一年でした。今年は自信をさらに発展させて新たな挑戦につなげていきたいと考えています」

 経営理念「企業は人なり 人は財なり」を掲げ、社会保険労務士などのスタッフを中心に人事労務管理のコンサルタントとして県北や東北などの企業を支援している。今年は、経営理念の具現化である「社内エキスパートバンク」の創設に取り組むという。

 「わが社の本社や支店には、法令、就業規則、助成金といったさまざまな分野の専門家が点在しています。そうした、いわば知的財産のデータを整備してスピーディーに活用できるようになれば、それは顧客サービスの強化につながります」

 さらに今年は新卒10人、中途採用10人の入社を見込み、昨年までの100人から120人体制にスケールアップ。特に東北の拠点である仙台市の支店については現在のスタッフ8人から20人へと大幅増の予定で「ここで1年間じっくりと足固めをして、東北エリアで地域ナンバーワンの規模と顧客満足度を誇る組織へと成長したい」と意気込む。

 昨年スタートしたマイナンバー制度や、ストレスチェックなど社会的関心の高いテーマにいち早く着目し、セミナーという商品を通して企業をバックアップしている。

 「労働問題は人の問題ですから、非常に重要であり奥が深い。真正面から取り組まないと大きなリスクになりかねません。全ての経営者は労務管理のエキスパートであるべきなんです」と、持論を展開する口調に熱がこもる。