変わること恐れず挑戦

 IT技術の急速な進化や人々の生活スタイルの多様化などから、放送や通信サービスを取り巻く環境は刻一刻と変化している。放送はテレビで、インターネットはパソコンで、電話は固定電話でという一昔前までの常識は若者を中心に大きく様変わりしている。「この数年で『テレビもインターネットも電話も、いつでもどこでもスマホやタブレットのモバイル端末で』という利用環境へと一気に変わってきています。我々もそのような変化に柔軟に対応していかなければなりませんし、スピーディーなサービスの提供が求められています」と決意を新たにする。

 大手通信業者にはまねできない「地域密着」を最大の武器に事業を推し進めてきた。地域情報を発信するコミュニティーチャンネルを昨年、2チャンネルから4チャンネルに拡大。今年4月からは地域内の地震や台風、大雨などの自然災害や、火災、事故などの人的災害に備える「防災チャンネル(仮称)」もスタートさせる。「定点カメラを増設し、河川や道路、公園などの様子をリアルタイムにご覧いただけるほか、防災啓発番組なども考えています」と、より地域住民の安全、安心に尽くす覚悟だ。

 栃木市を中心に放送しているコミュニティーFM「FMくらら857」も開局から1年を過ぎ、コミュニティーチャンネルと連動した生放送をスタートさせるなど新たな仕掛けを次々に展開している。「多くの皆様から反響を頂いております。昨年の『とちぎ秋まつり』では、生放送中のFMを聴きながら散策されている方もいらっしゃいました」と確かな手応えを感じている様子だ。

 「今、お客様が求めているもの」に実直に応えつつ、さらに「将来、お客様が求めるであろうもの」を視野に入れたサービスの提供を全社員に求めている。「世の中の動きを捉えて『我々も変わり続けよう』という意識を持って事業を進めてきました。今後も変わることを恐れずにチャレンジし続けます」