サプライズ続々、攻めの年

 徳川家康公御鎮座400年、日光山開山1250年、英国大使館別荘公開と、観光地・日光に追い風が吹いた2016年。そんな中同社は9月、東武グループ入りを発表した。

 「これまでのブランド力に加え、信用力が格段に向上しました。グループ内連携により新たなシナジー(相乗効果)を創出し、事業の基盤強化を図るとともに、日光のさらなる魅力向上を目指します」と意気込みを語る。

 昨年は中禅寺金谷ホテルの通年営業を再開。また東京・新宿にある「ビームスジャパン」地下1階にレストランを出店し大反響を得るなど、慌ただしくも充実した一年となった。

 東武グループの一員となったことで売上高もすこぶる堅調に推移し、増収増益になる見込みだ。「資本コストの改善が大きいことから、さらに強力な、元気のいい中期経営計画を新たに策定することになるでしょう」と胸を張る。

 ここ数年は日光地区でも訪日外国人客が増加しており、「インバウンド獲得に向けた効果的な情報発信と受け入れ態勢の整備等の取り組み強化」を、今年の重点項目の一つに掲げている。加えて今年は、日光東照宮の陽明門の平成大修理が終わりを迎える。「公開が始まれば日光市は大変にぎやかになり、その後すぐに東京五輪もやって来ます。ですからここ数年は集客も伸びて、さらに良い状況になっていくと思いますよ」と期待を込める。

 そのためにも、さまざまな設備投資を行う予定だ。まずは年明け早々、日光金谷ホテルのコーヒーラウンジ「メイプルリーフ」のリニューアルを実施。同時に県内外さまざまな企業との連携もスタートする。「春にはオリジナルクラフトビールの販売を予定しています」と、その勢いはとどまることを知らない。

 「今年は日光地区だけでなく、このホテルもにぎやかになりそうです。サプライズの連続の年になると思いますので、ぜひご期待ください」