社会の持続的発展に貢献

 「人・街・暮らしの価値共創グループ」を掲げる大和ハウスグループは、昨年度の売上が3兆1900億円強となり、本年度は3兆4千億円の到達を見込む。右肩上がりの推移となっているが、今後、創業100周年に当たる2055年に「売上高10兆円」の目標を達成するためには「従来の事業だけでなく今までの仕事に常に何かをプラスして、事業の領域を広げていく『プラス2プラス3の事業の創出』が必要になる。日々の営業活動の中で社会のニーズの変化に敏感に気付き、対応していくことが大切」と熱く語る。

 集合住宅や物流施設、商業施設事業が好調な中、同社の社名でもある大和ハウス工業の「ハウス」つまり戸建住宅事業を取り巻く環境は厳しさを増している。「将来の消費税増税不安から、駆け込み需要が高まりつつあり、そこでいかに当社の商品を気に入っていただけるかがポイント」と言う。同社の製品「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」は、独自のテクノロジーによって「持続型耐震」「大空間・大開口」を実現し、「心地よい、安らかな住まい」を提供。また、宇都宮市内で大規模な分譲を行っており、昨年9月に国交省から認可を受けたJR宇都宮駅東口から本田技研北門を結ぶLRT(次世代型路面電車)により交通の利便性が高まる可能性のある地域等に住宅・集合住宅・商業施設等を建設し住みやすい街づくりを目指している。

 2012年3月の支店長就任から継続して地域との交流にも熱心に取り組んでいる。毎年の恒例行事となったプロ選手を招いて開催する親子サッカー教室の開催や、社員たちが焼き上げた石釜ピザを販売して、収益金を寄付する社会貢献活動だ。宮まつりでは「よさこい」に3回目の参加となり、前回以上の参加者で祭りを盛り上げた。「事業活動だけでなく地域共生活動を通じて社会の持続的な発展に貢献したいですね。また新しい取り組みをいろいろ考えていきます」と笑みがこぼれる。