拡大と深化で成長期す

 茨城県つくば市を舞台に211家族の物語を紡ぎだす、プロジェクト「よつばの杜 つくば研究学園」がスタートする。つくばエクスプレス(TX)研究学園駅から徒歩圏内に、総開発面積5万881平方㍍、分譲地211区域というグランディハウス過去最大の分譲地を作り上げる。一方、栃木県内では県南支社(新社屋)が2月予定にオープンし、より地域に根差した活動が可能となる。「北関東3県、千葉県の柏エリアも加え、TX沿線地域を視野に入れた営業エリアの拡大と、すでにほぼ全エリアに出店している栃木県内では、ニーズのさらなる深掘り、深化を図っていきます。この両面作戦で新たな成長を目指します」

 単なる分譲地ではなく、さまざまな工夫を盛り込み、街並みとして一体化した付加価値の創造を武器に成長を遂げてきた。これまでは30区画ほどの分譲地規模でその能力を最大限に発揮してきたが、そのノウハウを生かし、今後はさらにスケールアップした企画に力を入れる。「10区画以上を『街並み』、50区画以上を『タウン』と位置づけました。『タウン』はデザイン面、安全性の追求などに大きな可能性を持っています」と語る。

 創業からの引き渡し棟数は当初2018年度末で1万5千棟を予想していたが、半年ほど早い達成が見込まれる。県内を見ても分譲戸建てのシェアは3割強。好調な業績の一因には、優秀な開発部隊の存在がある。「現在70人弱の人員を100人ほどに増員し、地主様への提案力やサポート力をさらに強化します。また、用地交渉というと男性のイメージが強いですが、女性の活躍も光っています。きめ細かな対応などを評価していただいていると思われますので、増員していきます」

 昨年、創業25年を迎えた。「地域の皆様に育てていただいた御恩を深く感じた年となりました。これからも地域に密着し、地域の皆様に住まいを通じて恩返しができるように、社員とともに追求していきます」と、新たな四半世紀を見据える。