仕事につながる教育を

 作新学院大学女子短期大学部は、今年で創立50周年、作新学院大学も間もなく30周年を迎える。「多くの卒業生が地元を中心に活躍しています。本学のような地域密着型の大学・短大は、栃木県の未来を支える人材を育てる事を第一の使命としています。本学の良き伝統のバトンをしっかりと受け継いで未来につなげていきたいと思っています」

 地域の未来を支える人材を育てるためには、将来の仕事に役立つ資格を取得させる事も重要だ。同大学では、資格取得支援講座を開き、公務員試験や簿記検定、税理士資格試験、基本情報技術者試験などの受験を希望する学生を支援している。

 開設4年目の経営学部スポーツマネジメント学科については「東京五輪の開催準備が進む中、地域の皆様のご支援を頂き、県内で期待される学科に成長してきました」と目を細める。

 作新学院大学では、学校の教師という仕事に魅力を感じて入学する学生が増えているという。教職実践センターでの個別指導の成果も上がっており、小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の現場で卒業生が活躍している。一方、保育者を養成する女子短期大学部は、13年連続で就職率100%を堅持している。

 近年、大きな災害が増える中、防災教育にも力を入れている。毎年、同大学を会場に実施している清原地区総合防災訓練では、学生、教職員も参加して防災意識を高めており、女子短期大学部では日本赤十字社の協力の下、全短大生に救急救命の訓練を実施している。「災害の時も臆せず、進んで助け合える若者を育てていきたい」と意気込みを見せる。

 「本学が立地する清原地区は、次世代型路面電車(LRT)計画で注目される一年になりそうです。私たちは、学生のキャンパスライフがより豊かで充実したものとなるよう、その活用法を考え、将来に備える必要があります。ここが大学としても知恵の絞りどころです」