広がる住まいづくりの絆

 栃木市をはじめ県南地域を中心に、一戸建て注文住宅の建設や分譲地開発、不動産売買、リフォーム事業などを手掛け40年、地域に育まれて住宅関連事業を展開してきた。「これまで『当たり前』と考えてきたサービスの基準を見直し、よりきめ細かなサービスが提供できる水準へ引き上げたい。新たな時代のステージへ挑戦します」

 祖父の築いた基盤の上に父が同社を創設。「丸く和をもって助け合う」を理念に、「地域に密着してお客様に喜んでいただくこと」を第一義としてきた。そして2004年、27歳の若さで新社長に就任した。明るく快活で率直な人柄は、社員を力づけ、地域の信頼に真正面から応えてきた。栃木市商圏での住宅建築数は6年連続ナンバーワンを誇る。

 「お客様の丸和住宅に対する期待は高まっているのを感じます。その期待に応えるためにも、社員の作業分担を明確化して業務効率を上げていきたい」と組織の改革に取り組む。

 「就任当初の5、6年は堅実な成長で固い年輪を重ねることができましたが、ここ数年は予想より早いペースで成長した。急拡大すれば事業経営には反動が生まれます。人員補強、人材育成などにも取り組まなくては」と課題も見据える。

 昨年10月の創業40周年記念式で、同社と協力会は地域のまちづくりに寄付金を託した。地域貢献にも力を注ぐ考えだ。

 そして「お客様に寄り添い、より身近で、きめ細やかなサービスの質を上げるために」と、新築や土地取得などの相談窓口となる「鹿沼支店」(家づくりギモンスッキリ館)をリニューアル。「小山支店」(同)を新たに開設して拠点を設けた。

 「これまでの4千棟に及ぶお客様のアフターサービスにもしっかり応えていきます。会社全体の事業規模は2020年を目標に、しっかりとした年輪を重ねる数字を念頭に置いていきます」。信頼ある住まいづくりは「和」と「輪」を広げる。